月と夜と蝶と。

現実がこの世の全て。

夏が来る。

遂に、7月になりました。書きたい事は山程あるのだが、中身があればあるものほど内容が多くてまとまりにくくて、下書きだけがジャンジャン溜まっていっている現状である。軽く、ライトに行こう!と思い立ってこの記事は短めにいこうと思う。

つい昨日いやもうおととい…かの事だが、我が担当様がTwitter上を賑わせていた。頭ポンポン事件とでも言うのが正しいのだろうか。さすがの私も初見は気が動転してしまって、あーほんと悪い所がついにTVで出ちゃったよ…orzってなってたのだが、まぁよく考えれば彼にはありがちな暴走なので、よく考えたからこそ、それはそれで落ち着いたりもした。

何が起きたかご説明すると、我が担当のたかひさくんがとある音楽番組でファンの頭に手を当ててポンポンした現場がカメラに抜かれてバッチリ映っていたのである。まぁ一般の方からしたら、で?何か問題でも?って感じだろう。でも、である。Jヲタには少なからず疑似恋愛している層がいる訳であって、そういう一定層の人々から見れば頭ポンポンなんて猛烈な嫉妬の対象になってしまうのである。それこそ極端な人はそれだけでもう好きでいるの辞める=担当降りる決断をしたであろうし、見ていられなくて何でこういう事するんだよ!とTVを消したレベルの人ならばもっと沢山いたはずである。

話は変わるが、時々、増担はドMだよね、と言われる事案が起きると思うのは私だけだろうか?私が覚えている中では、TV番組によって今回のように心理的な瀕死の重症者が多数出た事件と言えば、あるそっく事件が記憶に新しい。あの時もあの番組をもう一度見返す事が出来なくなったり、相手の方への批判が高まっていったり、逆に相手の方への過激な発言が避難を浴びたりと、大荒れに荒れていたように思う。まぁ、それもこれも全て熱烈なファンの嫉妬が原因であるのは明らかである。そんな嫉妬心を煽られるような事件が起これば全力で嫉妬して、たかひさくんのことを嫌いになりかけるのに、それを必死に浄化して現実を忘れる努力をしては心からたかひさくんを嫌いになれない事が、増担がドMと言われる理由なのではないだろうか。

しかし、そういう現実から何となくアイドルとしての在り方や存在意義までも考えさせられてしまうということもある。アイドルだって人間であるし、彼らのそのアイドルとしての行動は全て仕事である。人間である以上考え方も違えば、起きた事象に対する対処の仕方も変わってくるし、アイドルの行動にキッパリとした正解なんてない。不特定多数の人に愛を振りまいてるのも、人間性までじっくり観察されるのも、それはそれは大変なことだろうが、所詮仕事である。一般人の私達だって、仕事をしていれば楽しい事もあるが辛い事もある。当たり前の事だ。そして、重要なのはアイドルを仕事として選んだのは彼ら本人なのである。私達ファンだって、不特定多数としてしか認識されない相手に勝手にではあるが多額のお金を投資して笑、無償の愛を注いでいるのだから相手を選ぶ権利がある。ファンを増やそうが減らそうが私達がどうこういう問題じゃないのかもしれないが、それでも少しは騒ぎになった事を気にしてくれるといいんだけどなとは期待してしまうのだ。

短く書くと言いつつ、結局長くなっている。そう言えば、昨日の事件で私の中に新たにたかひさくんに対する恐怖感が芽生えたのだが、それを説明していたらそれこそ長くなるので、それは後日機会があれば書こうと思う。

最後に誤解のないように伝えておくが、私は相変わらずたかひさくんの担当である。こんな事でファンを辞められるくらいならばとっくに辞めている。でも、好きだからと言って、彼の行動全てに疑問を持たないかと言われたらそうではないよというだけだ。好きだからこそ、よく見てしまうからこそ、え?なんで?が沢山あるのも事実である。スピードワゴンの小沢さんがどこかの番組で言っていたのだが、結婚するなら「この人となら幸せになれそう」ではなく、「この人とならどんなに不幸になっても一緒に乗り越えて行けそう」と思える人と結婚する方が上手くいくと言っていた。その通りだなと思った。相手のいい所ばかりを見て好きだなって思っているうちは、まだうわべだけなのだろう。あー、ちょっと苦手かもと思う一面を見せられても、それでもそれを受け入れてでもまだ好きだと思うようなら本物なのだ。

で、何が言いたいのかと言うと。私にとってたかひさくんの存在は、1番辛い時期に人生の支えにしていた人という点で遥か高い所に始点が置かれているため、どんなにマイナスを掘られても全然ゼロにならないので、いつまでも好きなんだろうなって事である。マイナスって言ったってたかが知れてるし、結局のところたかひさくんを嫌いになれる訳がないのだ。私はドMな増担、その典型なのだろう。